理容店は法律によって衛生消毒の義務が定められています。
近年は感染症対策に重点が置かれ、血液媒介性のウイルスに消毒効果のある消毒方法が薦められているようです、、
私も、金沢市保健所指導の「衛生消毒講習会」を毎年受講しております。
保健所さんの指導を準拠することは当然なのですが(完全に実行できるかというと?なのですが ^^;)当店の衛生消毒のポリシーと言いますか 心がけ みたいなものをお伝えしようかと思います。
お客様に直接触れたものは交換、または消毒
当たり前の話なのですが、前のお客様に使用していた器具その他は、すぐに交換または消毒を行います。
例として、当店では一人のお客様に約4~5枚のタオルを使用しています。カラーやパーマなんかだとその倍かかることも?
絶対にタオルの使い回しはいたしません!(当たり前ですが ^^;)
お客様一人一人の作業終了時に交換または洗浄を行います
鋏やバリカン、櫛、ブラシ、剃刀などの器具は使い捨てにできませんから洗浄できるものは必ず流水ですぐ洗い、しかる後に消毒します。
洗浄できないものも消毒薬や紫外線で殺菌します。
※某、ディスカウントチェーンさんなどでは”櫛は使い捨て”などとの話も聞きますが当店は無理です(笑)
消毒の方法は器具によって、まちまちなのですが
- 鋏 → 洗浄・拭き取り
- バリカン → アルコール・紫外線消毒
- 櫛 → 洗浄・乾燥・次亜塩素酸水
- ブラシ → 洗浄・乾燥・紫外線・次亜塩素酸水
- 剃刀 → 超音波洗浄・乾熱・紫外線・アルコール
という流れで行っています。
紫外線消毒の場合、消毒器のUVランプの寿命が1,000~1,500時間?1日平均5時間くらい使うとすると200~300日、、休日を含めると1年ぐらいが交換のメアスでしょうか?
カミソリの消毒 血液の付着、またはその疑いのあるものに関する消毒
近年、感染症対策、、特に血液媒介性のウイルスに対する消毒が重要視されています。
当店では30年以上前からカミソリの消毒にはHygieneConservationSystemというのを使っています(直訳で”衛生管理システム”?)
超音波洗浄機で洗浄後 → 乾熱 → 紫外線 という流れですが比較的、多くの理容店で使われているシステムだと思います。(仕上げにアルコールで拭き取り等も行います。)
店長の消毒ポリシー
昔、子供のころ 帰ったら手を洗え! とよく言われました、、、
洗う事によって、汚れ(ばい菌)を落とし・薄め・無毒化する!
どんな毒物も薄める事によって無害になる(じゃないかな?)
どうしても洗えないものは紫外線や消毒薬(アルコール・次亜塩素酸水)を使ってお客様毎に消毒を行います。
エラそうに書きましたが床屋さんなら多少やり方はちがっても割と普通にしていると思います?
肝心なことは手を抜かずに一人一人キチンと消毒を心がけることでしょうか ^^;)
(・・・なんかエラそうですね、、ごめんなさい ^^;)